祈祷と供養の手技

祈祷・供養いずれも疎かにしていた神仏に対してお詫びや怒りを鎮めるという行為です。

神様、仏様、どちらに対して行うかで、名称が変わります。祈祷とは、神様に対し行い、各種祈願や土地関係などもこれに属します。供養とは、観音様、仏様に対し行うものです。

祈祷・供養に必要な準備品

当方では、祈祷・供養の件数により、執り行う際に必要なお供え物のご準備をして頂くようお願いしております。

供養・祈祷にて正式に神仏に対しお願いする場合に、毎朝、神棚や仏壇にお供えする行為はとても重要です。何も用意せず、一方的にこちらからお願いだけをすることは、神仏に対して大変失礼な行為であります。

場合によっても、神様や仏様は空腹の状態でおられることもありますので、そういった意味でも、正式な形式にて祈祷・供養のお供え物をご準備は、神仏に対する礼儀として必要なこととなります。

具体的には以下のお供えものをご準備いただきます。

【魚 - 1匹】

鯛かキンキ、赤魚など、それに近い魚をご準備下さい。
冷凍や干物はいけません。なるべく新鮮なものをご用意下さい。

【野菜 - 4種類】

野菜2種類(ほうれんそう、キュウリ、トマト、キャベツなど)、根菜2種類(にんじん、大根、ごぼう、長ネギなど)。なるべく新鮮なものをご用意下さい。切ったものはいけません。

【お米 - 1kg】

どの銘柄、産地のものでもかまいません。

【塩 - 100g】

どの銘柄でもかまいません。

【お酒 - 1升瓶】

日本酒をご準備下さい。どの銘柄でもかまいません。紙パックのものは適しません。

※水子供養・水子祈祷の場合

【お菓子 - 2~3種類】が別途必要となります。

当方での祈祷の種類

神様の御芯抜き(ご神体移動)またはお詫びのご祈祷

神様にご指定の場所へ移動して頂くようお願いするというご祈祷です。

また、同時に疎かにされていた神様の怒りを鎮め、お詫びをするという内容となります。主に転居する場合やご神体が建物の下敷きになっている場合など、ご指定の土地へ移動させるために一旦芯抜きをなさるか、代が変わるなどの何らかの事情により神様を見られなくなった場合には天界(元々神様がいらっしゃる世界)へお戻しするかのどちらかとなります。

神様の御芯入れ(ご神体入れ)

神様にお詫びの祈祷や芯抜きを行った後、もしくは転居によりご神体を移動される場合、新たに神様をお呼びする際に、しっかりとご神体をその土地へ定める為のご祈祷です。

まず初めに、その土地の氏神様(ご自宅から一番近い神社の神様)をお迎えすることが基本となります。御芯入れとは、神様をその土地へお呼びし、こちらのお宅をお守り下さい。とお願いをする意味も込められております。

※神社様よりしっかりとご神体が入っている神札を頂いて来た場合には芯入れと見なします。

【御芯入れの後】

その後は、しっかりと神棚へ神札お祀り頂き、日々感謝のお気持ちを込めて大切にされることです。

神様には心はお見通しです。努力されている方、お気持ちのある方には、例え物事が悪い状況になったとしても、何かと良き方向へと導いて下さることでしょう。物事も、何かと紙一重という絶妙なタイミングで事が運んでいくことも、しばしば見受けられます。

実際に神様がいらっしゃると、同じ場所でも、暖かな明るい雰囲気となります。お祝い事、おめでたいこと、賑やかな雰囲気を好まれます。ご家族の中で、お喜び事などがあった際にはご報告し、ご一緒にお祝いされますと非常に大変喜ばれ、その際にお酒やおいしい料理もご一緒にお供え頂くと、なお一層喜ばれます。特に日本酒や生魚、刺身などは大変お好きです。

地鎮祭(前地鎮祭)

建物を建築するなどの土地を触る前に、土地の神様である荒神様へお伺いを立て、荒神様の許可を頂くという行為です。同時に工事の安全祈願も致します。

荒神様とは、その土地の守り神であり、許可なく勝手に土地を触りますと、非常にお怒りになられる事があります。また、許可なく触った箇所や、井戸や池など深く掘っている場合には霊道となり、自らの手で霊道を作り出してしまうことにもなり、土地の状態が悪くなりますので、土地を触る際には注意が必要です。

庭の造園や小さな小屋でも四足の建物の建築、増改築、工事などをする際にも地鎮祭、土地祈祷は必要なものとなります。

【建物が複数存在する場合の影響】

同敷地内に建物が2箇所以上に複数存在しますと、どちらの建物を守ればいいのか荒神様の方で分からず、場合によっては大変お怒りになられ、家族間の仲を引き裂いていき、不仲、喧嘩、離別、離婚など家族間のトラブルが多くなることがありますので、注意が必要です。

以前、実際にこのようなことがありました。某神社に祭られていた神様に呼ばれ、現地へ行ってみた所、その神社の境内で工事が開始されていました。許可なく土地をさわられ、その神様は大変お怒りでした。

土地祈祷、霊道封じ(後地鎮祭)

本来ならば、地鎮祭をされてから土地を触るのが望ましいですが、当方の霊視により、地鎮祭をされていても、実際には霊的な観点できちんとされていないという事が判明するケースも見受けられます。

そういった場合には、荒神様へ今までの失礼をお詫びし、増改築などで建物が複数存在する場合には、いずれの建物もお守りするようお願いします。

土地が荒れ、霊道が存在している場合には、霊道を塞ぎ、土地を綺麗な状態にして落ち着かせます。土地祈祷とは、地鎮祭と同じ内容ですが、土地を触る前か、触った後にご祈祷をされるかの違いです。この土地祈祷にて、十分に土地が綺麗に落ち着かないなど、元々の土地があまりにも酷い場合には、塩祈祷、建物祈祷もお願いする場合もあります。

塩祈祷

土地祈祷を行っても、土地の状態が落ち着かない、霊体が集まり易いなど、土地祈祷のみでは不十分と判断した場合には、塩祈祷もお願いしております。

この祈祷では、霊体の居心地を悪くさせ、なるべくその土地に留まらないようにするという意味もあります。当方にて神様の気をお入れした清め塩を、毎朝お客様自身で問題のある土地へ撒いて頂きます。その土地の状態次第で、かかる日数が変わります。

建物祈祷

建物が複数存在し、当方で建物祈祷が必要であると判断した場合にお願いしております。

お客様のご要望、怪奇現象が起こる、霊体が集まり易いなどの場合は、建物自体を清める為に建物祈祷を実施します。やり方は、塩祈祷と同様ですが、清め塩を敷地全体ではなく、建物の周りに撒いて頂きます。こちらも、塩祈祷と同様に状態次第で日数が変わります。

御祈願

御祈願とは、神様に願い事をお願いするという行為です。

御祈願をなさっても、ご本人が何も努力されなければ、神様のお力だけでは、願いが叶うのは難しいものがあります。日々の努力や注意されながら過ごされることも必要なことであり、御祈願しましても神様は全てその通りにして下さる訳ではありません。努力され、初めて神様の方でも応援して下さり、後押しや良き方向へ導いて下さるものです。

その願い事に自身の歪んだ思いや私利私欲があれば、違う方向へ事が展開することもあります。御祈願された場合、願いが叶うなど、その願い事がもう願掛けが必要なくなった際には、必ずお礼参りをされることです。

【当方での祈願】

家内安全祈願、健康堅固祈願、学業成就祈願、安産祈願、交通安全祈願、恋愛成就祈願、結婚成就祈願 等

当方での供養の種類

先祖供養

お相談者様の霊的背景で、未だにこの世に留まってしまっているご先祖様をご成仏させることです。

ご先祖様の状態が悪い場合(空腹や怪我をしている、怒っている場合など)には、体を回復さたり念を鎮めるなど状態を戻して差し上げ、残された子孫の方へ何か要望があればお伝えすることもあります。

仏様(ご先祖様)の中には、生前好まれた食べ物をお供えして欲しいと要望される方もいらっしゃいます。一通りご先祖様とお話をしましたら、仏様の数に関係なく、一度に全てご成仏させます。

水子供養(水子祈祷)

先祖供養と同様に、状態が悪い場合には、怒りなどの念を鎮め、要望や訴えなどのご事情をお伺いして、ご家族の方へその旨をお話させていただきます。

ご両親のどちらかがご成仏されているご先祖様の水子である場合にはご成仏させます。ご両親がどちらも生存されている場合には、どちらかが亡くなりご成仏されるまでは、水子霊は成仏出来ず、ご両親のどちらかの傍におります。父親、母親の間を移動することもあります。

水子供養後は、ご両親の傍で、日々想ってあげることが一番の供養となります。

その他、未成仏霊供養

まず、未成仏霊とは、浮遊霊・土地屋敷に存在していた霊体、ご相談者様の周りにいた霊体など、家系とは関連性のない霊体のことを言います。未成仏霊供養とは、そういった霊体を成仏させることです。場合によっては、ご要望、ご事情をお伺いいしたり、体を復元させてからご成仏させます。

井戸供養

井戸を霊的な観点により霊道を塞ぐ供養です。土地祈祷の際に同時に行います。

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次ページでは、当方で行われる一般的な手法に分類されない手技・手法に関して説明しております。霊感体質改善術・憑依体質改善術と併用される結界張り、魔術・呪い解き等に関して、その詳細を記載しております。

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